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フォロワーシップの種類 [フォロワーシップ]

組織にはリーダーとフォロワーが存在する。リーダー育成やリーダーシップ研修などの教育ニーズは高いが、組織の中で自立型人材を求めるのであれば、フォロワーシップの養成にも時間を割くのもあっていいだろう。

フォロワーシップという考え方を提唱したロバート・ケリー教授によると、組織が生み出す成果に対してリーダーが及ぼす影響は1割~2割程度に過ぎず、8割~9割はフォロワーの力が生み出していると言われています。

リーダー養成も組織にとっては必要なことですが、組織にとってはリーダーでもありフォロワーでもある人が大勢いますから、フォロワーシップについて考えてみることも必要でしょう。

それでは分かりやすく四類型を見てみましょう。
 ※五類型が一般的ですが、違いを分かりやすくするため四類型にしてみました。

1.模範的フォロワー

組織への貢献度が高い、独自の目線で物事を見る力が高い

組織や上司に対して独自の目線で思ったことを進言するタイプ。一般的に自律型の社員です。
将来的にはリーダー候補となるでしょう。

2.順応型フォロワー

組織への貢献度が高い、独自の目線で物事を見る力が低い

上からの指示をそのまま受け入れるので、組織や上司に対しての依存するタイプです。
上司にとってはいわゆる都合のいい社員ですが、現場の問題点があぶりだされないので、発展性の少ない組織となることがあります。

3.孤立型フォロワー

組織への貢献度が低い、独自の目線で物事を見る力が高い

独自の目線で物事も見ているため、いわゆる評価者のような物言いをします。口だけ番長、などといわれるタイプです。

4.消極的フォロワー

組織への貢献度が低い、独自の目線で物事を見る力が低い

言われたことしかやらないタイプです。フォロワーという定義にも属さないかも知れません。
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サーバントリーダーシップ [フォロワーシップ]

8/31と9/1両日、東京の日大にて産業・組織心理学会に参加した。
人と組織を心理学から解き明かし、チームのパフォーマンスを高めるためには、という目的をもって私はいろんな話を伺ってきた。

その中で、人事業界では当たり前の言葉だったが、私は知らなかった考え方があったので、記録しておく。
それはサーバントリーダーシップだ。

ちなみに、人事用語はその世界では一般的なものであっても、その言葉を使う環境にいないとお目にかかれないものがいくつもあり、東京へ出かけていく目的にはそれらの言葉を考え方を身に付けたいという希望もある。

数年前に仕入れたのが「LGBT」おととしは「エンゲージメント」そして今回が「サーバントリーダーシップ」だ。

サーバントという言葉は私の解釈では「奉公人」「召使」「給仕」みたいなイメージなのだが、語源はそこにあるようだ。

リーダーが上から目線で指示をするのではなく、部下やメンバーに奉仕する。という態度を表していて、行動としては部下の意見に耳を傾ける。部下のやりたいことを支援する。そうして部下を育てるというリーダーシップの取り方だとのことだった。

まだまだ一般には受け入れにくい考え方だが、私はなんでもリーダーに押し付ける、リーダーが指示をしないと動かないという組織をたくさん見てきたが、それらの文化を変えたいのであれば、この考え方は、ありだと思いました。
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